7/15(火)~18(金)の4日間、元アマ&プロ世界チャンピオン村田諒太氏が母校の京都廣学館高校ボクシング部へ指導しに行ってくれました。

目的は来年2026年の京都インターハイに向けて、後輩の高校生ボクサーが活躍するためです。

村田諒太氏の指導をほんの少し垣間見ることができて、彼は選手として超一流だが、指導者としても別格ではないかと感じました。

↑写真は3日目での一コマですが、高校生たちが熱心に村田諒太氏のアドバイスを聴いているのがわかります。

指導、アドバイスというのは、相手との関係性、距離感があってこそ発揮されるものだと思いますが、村田諒太氏はこのあたり、自身のボクシング同様に完璧な間合いだったと思います。

まず初日、最初の方は様子見で徐々に声をかけていく。

その後、練習の終盤にストレッチをしている高校生たちに合わせ、自分も床に座り声をかける。

↑こんな感じ。

仏教に四摂法という言葉があるそうです。

人々や集団を良い状態へ導くための方法のことで、四つの手段として説かれていて、

その中に「同時」というものがあります。

意味は高いところから偉そうに指導したり、俺は先生だと言わんばかりに立場を明確にしてマウントを取ったりダメ出しをするのではなく、相手はまだまだ知らないだけで可能性の塊なのだから、自分もその時(実力不足の時期)があったことを踏まえて、その時にどんな言葉だったら伝わるのか、どんな感じで接したら伝わりやすいのかを考慮して同じ目線に立つことが「同時」の意味だと聞きました。

村田諒太氏は自然とそういうことができる指導者なんでしょうね。

そんなことで、あとは面倒なんで、、、っと口がスリップダウン寸前。

あとは画像を載せて、適当に済ませます。

そうそう、そういえば7/17の練習前に村田諒太氏が京都廣学館高校の全校生徒、先生方の前で講演もしています。

https://kyoto-kogakkan.mkg.ac.jp/2025071731757

生徒たちへの話でもとても参考になること、大人でも学びになることがありましたので紹介したいところですが、それはまた次回にします。

2026年の京都インターハイに向けて、村田諒太氏の指導は続きます。

ご期待ください。